2016年8月3日水曜日

新しい歌碑が誕生

8月になりましたね。暑い日々が続いております。お墓詣りにお越しの際はご注意下さい。
さて、霊園内では新たな文化事業が展開しております。第一段階として、万葉歌碑を建立いたしましたが 、第二段は、菅原道真公と安倍仲麻呂公の歌碑でございます。道真公は、太宰府に欠く事のできない人物であり、当方に新たに設置致しました「天拝山拝観所」(天拝山の見える展望台)も道真公所縁の場所です。
一方、安倍仲麻呂公は春日という固有名詞の入った歌を詠んでおります。この歌は百人一首に掲載されているもので、仲麻呂が唐に渡る際、その船の上で故郷に昇る月を思いだし詠んだ歌です。この歌に「春日」と「御笠の山」という名前が出てきます。これが奈良であるという説と、ここ福岡であるという説が両方あります。
私共霊園には、総鎮守として春日神社から勧請頂いた神様が祀られております。太宰府春日神社に因み、この歌を選び春日神社の星野宮司に揮毫をして頂いております。

新しい歌碑は、①光明閣前、②太宰府春日神社、③天拝山拝観所に設置されております。
どうぞ、ご覧ください。
東風吹かばの歌碑


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