2020年10月26日月曜日

藤袴

万葉植物である藤袴が見事に開花しています。 
 天空院横にある「メモリアル渓流」に咲いております藤袴は
 萬葉集ではこの様に詠まれています。

 萩の花尾花葛花撫子の花女郎花また藤袴朝顔の花 
 「秋の七草は萩、ススキ、葛、撫子、おみなえし、藤袴、朝顔」

 萬葉集巻8 1583 山上憶良 山上憶良が秋の七草を紹介しています。 

春だけでなく、昔から秋にも七草があるのですね。 

 ちなみに、この藤袴、アサギマダラと珍しい渡り蝶がこの花を好んで飛来してきます。

 大陸から日本全国旅をする、非常に珍しい蝶です。 
 今年は飛来した瞬間を写真におさめる事はできませんでしたが、 
水城にも飛来したと報告を耳にしました。 また、会えるのを来年楽しみにしています。

 

2020年8月17日月曜日

令和2年 送り火供養祭

令和2年度「送り火供養祭り」が開催されました。 今年はコロナ禍で、規模を縮小して開催されました。 酷暑の中お越し頂きご来園の皆様にも、ソーシャルディスタンス 手指の消毒などご協力頂き、粛々と令和2年送り火供養祭が無事終了しました。 今年はコロナ禍の影響でしょうか。マイカーでお越しの方が非常に多く 13日がここ近年で一番の渋滞となってしましました。 お越しの方々にご迷惑をおかけいたしました。 本年度は、送り火蝋燭にご先祖様様へ新型コロナウィスルの一日でも早い終息、 無病息災の願いを込めたメッセージが多くあり、皆様のお気持ちを強く感じました。 来年はぜひ、皆様のマスク姿でない笑顔を見れることを切に願っております。

2020年7月31日金曜日

太宰府市民遺産こども絵画コンテスト作品募集中

太宰府市民遺産では、市民遺産を題材した絵画作品を募集されています。

応募対象:太宰府市内または在学の小学4~6年生

応募点数:1人につき1枚(絵の題材にする市民遺産は複数でも可)

用   紙:八つ切り画用紙(折り曲げずに提出してください)

画   材:自由

作品受付:太宰府市役所2階文化財課(平日のみ)
       また、通学されている市内小学校を通じて応募する事もできます。

応募締切:令和2年9月25日(金)



昨年から開催されており、私も応募作品を拝見させていただきました。
とても力強い作品や繊細な作品もあり拝見する私も楽しかったです。
子供たちからパワーをもらいました。
ぜひ、今年もたくさんの応募お待ちしております。


2020年7月29日水曜日

万葉歌碑紹介 (万葉集巻五・818)

霊園に建立されている万葉集の歌碑たち

令和でも話題になっていた「梅花の宴」の歌碑が一部建立されています。
梅花の宴は

九州管内諸国の官人32人が集まり、大伴旅人邸にて、
梅を愛でながら、お酒を飲み、歌を詠む。

固く考えると、こうなのですが
今で云う会社の飲み会みたいなもの・・・と聞いたことがあります。

会社の上司部下総勢32人が、社長の邸宅で
梅を愛でながら、お酒を飲み、歌を詠む・・・

と考えれば、少し納得いくかもしれませんね。

霊園では、食事処の「圓通閣」を大伴旅人邸に見立てて
梅花の宴で詠まれた歌を4首建立しております。

32首全て揃えた方が歌詠みの流れが良いので
建立したい所ですが、、、
歌碑が多くなりすぎて食事処ではなく歌碑処となってしまいますので。。。

長くなりましたが、それらの歌碑を紹介してまいります。



万葉集巻五・八一八


   春されば まづ咲く宿の梅の花 ひとり見つつや 春日暮さむ (筑前守 山上大夫)

訳)真っ先に咲くこの家の庭の梅の花を、ただ一人で院ながら春の長い日をくらすことであろうか。

作者は「筑前守 山上大夫」と書いてありますが、

筑前守=昔の行政区分「筑前国」の国司=「山上憶良」です。







2020年7月19日日曜日

認定!太宰府市民遺産展にいってまいりました。

本来ならば、2月の「市民遺産フェスタ」の時に
新認定の「四王寺山の三十三石仏」がお披露目になる予定でしたが、
新型コロナウイルスの影響により市民遺産フェスタが中止となってしまいましたが、

今回、太宰府市文化ふれあい館 多目的ホールにて、
堂々と、お披露目となりました。

感染予防のためマスク着用して、入り口で消毒をして…いざ入場です。

多目的ホールの入り口

新認定の市民遺産第15号「四王寺山の三十三石仏」パネル展示

中にはパンフレットも置いてあり、自由に持ち帰れました。
 
 

「四王寺山の三十三石仏」は
四王寺山一円に展開する三十三観音霊場は、
江戸時代に大火事や災害が続いた博多の人たちが発起し、
太宰府・宇美の人々も協力して建立されたものです。

市民遺産も第15号まで増えてきました。
各種のパンフレットもありますので、ぜひ行かれてみてください。

場   所:太宰府市文化ふれあい館 多目的ホール(太宰府市国分四丁目9番1号)
開館時間:午前9時から午後5時まで
期   間:令和2年7月16日(木曜日)から令和2年9月13日(日曜日)まで
      (注)月曜休館(月曜が祝日の場合は翌平日)
※入館無料

2020年7月11日土曜日

フラワーマップ

園内のお花を紹介しているフラワーマップ
色とりどりのお花が咲くのでそれらをカタログにしました。

光明閣にて無料で配布しております。
健康のために園内回遊のお供にお持ちください。



表紙は園内の航空写真
 

園内地図に花が咲く場所が分かりやすくしています


2020年7月9日木曜日

令和2年度送り火供養祭について

毎年8月15日に行われている送り火供養祭ですが
本年度は新型コロナウイルス症の影響により、
可能な限り対策を講じた上で実施されることといたしました。

送り火供養祭は、「ご先祖様供養」「ご家族の無病息災」といった
今を生きる私たちの思いを届けるものです。
コロナ禍の現在だからこそ日々の平穏を祈り、本供養祭を通じて
一日でも早い終息を祈願して参りたいと思います。

よって今回は開催も危ぶまれておりましたが、
今年度は例年とは一部内容を変更をして職員一同準備を進めております。

何卒、ご理解ご協力をお願いいたします。


詳細は別途チラシにも掲載しておりますが以下の日程で行われます。

日程
令和2年8月13日(木)・14日(金) 18:45までの献灯 ※閉門時間19:00
令和2年8月15日(金)         20:45までの献灯 ※閉門時間21:00

※供物回収は8月15日のみとなります。
  カラスなど野生動物が荒らしてしまいますので
  それ以外の日程は回収が出来かねますご注意ください。









2020年7月7日火曜日

万葉歌碑巡り

霊園内にはいたるところに歌碑たちが設置されています。

『万葉歌碑めぐり』はその歌碑たちの紹介しておりますパンフレットにしております。

光明閣ロビーにてラックにありますのでご自由にお取りくださいませ。

是非お天気のいい日に、園内見学のお供に如何でしょうか?



表紙コレ!目印は大伴旅人のイラスト
 
 

 
園内地図も挿入されていますので
どこに、との歌碑があるか一目瞭然
 
裏面までみっちり掲載 歌碑・句碑たちの紹介