2015年4月8日水曜日

太宰府市文化協会主催「春の祭典」

この歴史ブログでは、歴史、観光、文化の側面から展開したいと考えております。文化面では、今この太宰府においてどのような文化活動が行われているかご紹介します。
2月に行われた万葉会主催「梅花の宴」、3月の「市民遺産会議」に続き4月4日、5日にプラムカルコアにて太宰府市文化協会主催「春の祭典」が行われました。
歌、舞、、三味線、太鼓など、日頃皆さんが頑張ってこられた成果を披露する場として、盛大に行われております。
私、今回初めて観覧させて頂きましたが、感動しました。多くの文化活動がこの太宰府において行われていること本当に素晴らしいですね。
日本美、まさに「所作」ですね。細やかな動作、美しさが存在します。
メモリアルパークは、太宰府の文化活動を応援しています。今までも、これからも多くの文化活動がこの太宰府にて花開く様、活動して参ります。

                                       文化推進室 日下部


グランドフィナーレ(大宰府音頭)

2015年3月19日木曜日

太宰府市景観・市民遺産会議報告

2月上旬に「太宰府市民遺産会議」に参加させて頂きます!!との投稿をさせて頂いておりました。実際に参加してみると、なんと多くの方がお越しで、座る席もないほどの盛況でした。

前回と同じ書き出しながら、皆さんは「太宰府市景観・市民遺産会議」をご存じでしょうか?
市民遺産会議さんのHPを見ますと、『市域に目を転じると、先人たちが培ってきた多くの文化遺産が、時の流れに身を任せるようにひっそりと佇み、人々の往来、生活とともに寄り添っています。太宰府を形づくる人・モノ・風景の中から、未来の市民に守り伝えていきたい文化遺産に光をあて、守っていきたいという自立的な活動とともに市民に提案し、多くの市民の納得のもと認められるのが「太宰府市民遺産」です。この納得するための提案と論議を交わす場、そして出来ることを持ち寄る場が太宰府市景観・市民遺産会議です』とあります。
今回の第5回景観・市民遺産会議においては、2件の市民遺産が認定されました。これまでの認定遺産には、「太宰府の木うそ」や「万葉集つくし歌壇」などがあります。
古都大宰府には、京や奈良に匹敵する歴史が存在します。そして、市民遺産たる提案材料も沢山あります。これは、すごいことです。どの市区町村さんも歴史があり、守り伝えることはありますが、太宰府は歴史に裏付けされた文化財が沢山存在します。古都として胸を張れる、そんな歴史があり、文化があります。
私達メモリアルパークもそんな太宰府にて事業をさせて頂くことができ光栄です。
太宰府市の皆さんが育まれている歴史と文化が、ここで働く私たちにも伝わり、郷土への関心に繋がっています。


景観・市民遺産会議の様子

                                         文化推進課 日下部

2015年3月17日火曜日

大宰府の終焉

12世紀になると、大宰府は荒廃していたことが予想されます。平清盛が大宰大弐になると、日宋貿易の拠点として博多が栄えることになり、政治的中心は海側へ移動しました。
元寇後には、九州統括拠点として「鎮西探題」が設置され、行政、訴訟、軍事を管轄します。ここに大宰府の統治機能は全て終焉をむかえ、海に広がる「博多文化」が花開きます。
どの都も、時代の流れとともに繁栄し荒廃します。奈良・平城京も京・平安京も時代の流れとともに首都機能を失いました。京に関しては、長い時代「帝」がおられた場所ですので、御所や寺社仏閣が多く残っています。それに比べると太宰府は、鎌倉時代から今日に及ぶ長い時の中で失われたものが多くあることが残念でなりません。
大宰府政庁跡地はその大部分が保存され、今日に至っています。復元が可能であれば、その雄姿を見てみたいと思うのは、私だけでしょうか?
ざっくりでしたが、太宰府の歴史を振り返ってみました。しかし、歴史的なものはこれに限ったものではありません。

次回より、太宰府の名所をご案内します。写真も取り入れご紹介していきますので、よろしくお願いします。

                                      文化推進課 日下部

2015年2月18日水曜日

大宰府万葉会主催「梅花の宴」

第5号太宰府市民遺産・大宰府館開館10周年記念 第19回大宰府万葉「梅花の宴」

皆様は、「梅花の宴」をご存じですか?730年正月、大宰帥・大伴旅人の邸宅にて催された歌会のことです。現在、この宴に因んで、大宰府万葉会様が「梅花の宴」という朗唱会を主催されております。当日は、読み手が当時の役人装束を身にまとい、自分で選んだ歌詠みを披露します。
今回で19回となるこの「梅花の宴」に私も参加して参りました。太宰府井上市長や太宰府文化協会会長等も参加される中、素晴らしい経験をさせて頂くこととなりました。
また、午前中には万葉かるた大会も開催され、そちらにも参加しております。進むうちに、熱気を帯び、楽しむことができました。万葉集に親しむ一日。大変有意義な時間を過ごさせて頂いたと思います。


万葉会代表松尾先生の挨拶
春なれば〜〜、うべも咲たる〜〜


春なれば うべも咲たる梅の花 君を思うと夜眠も寝なくに      壱岐守板氏安麻呂

( 意味:春になって大変よく咲いた梅の花よ。あなたを想うと夜の寝れないことです )


 
午前中には万葉かるた会がございました





                                      総務部文化推進課 日下部

 


 
 
 
 
 

2015年2月13日金曜日

ちょっと一息・文化事業推進報告

現在、霊園では文化事業を推進しています。
この歴史ブログでも取り上げていますが、太宰府は歴史ある街です。その太宰府にある霊園として文化的側面から協力できることもあるのではないかと考えています。
例えば歴史への認識を深める事。自分が働く街の歴史を知ることは、そこに関心を持ち文化の保護・育成につながると考えています。この街には、太宰府天満宮、大宰府政庁跡、戒壇院、岩屋城跡など数多くの歴史遺産が存在していますし、かの万葉集においても「大宰府」は不可欠な存在であります。
当霊園では、太宰府市育成団体(市の景観・文化を育成する団体)への申請をはじめ、ご当地検定であります「太宰府検定」や太宰府文化協会さんへの協賛等も行っています。
また、会員の皆様から頂戴しております浄財(送り火、太宰府春日神社、蓮華広場)を東日本大震災の寄付に使わせて頂いております。
お墓は、公益性の高い事業です。その為、自治体や各文化団体さんとの連携は必要不可欠といえます。
私は、文化事業推進課職員として、これからも「太宰府の歴史と素晴らしい文化」をご紹介させて頂きます。大変つたないブログで申し訳ございませんが、今後ともお付合いよろしくお願いします。

因みに・・・
平成27年2月15日大宰府万葉会主催「梅花の宴」にて万葉集の歌会に参加させて頂く事になりました。詳細は、このブログにてご紹介します。



                                     総務部文化推進課 日下部

大宰府の衰退


白村江の戦いによる敗北が、大宰府を今日の場所に移動させる大きな要因となったことは先のブログで書かせて頂きました。では、何故、そのままの繁栄を持続できなかったのでしょうか?
内陸にあることの意味は、中国からの侵略に備えてのものでした。そうした中、907年には唐が滅亡します。次いで中国を支配した「宋」とは友好な国交があり、侵略の脅威は次第に薄れていったと考えられています。防衛の水城も、防人もその意味が無くなっていきます。
貿易の外交拠点は、海側(博多)にあった為、都市機能もやがて港に戻っていくことになりました。
喉元すぎれば、今は昔・・・。
そうした中、決定的に大宰府を衰退させる出来事が起こります。941年「藤原純友の大宰府襲撃」です。関東で起きた平将門の乱と関西で起きた藤原純友の乱を総称して承平・天慶の乱と言います。平将門は有名ですが、藤原純友はあまり知られていないかもしれませんね。当時、瀬戸内海を荒らしていた海賊の討伐を朝廷より命じられた藤原純友は、この討伐に乗じて反乱を起こします。太宰府には軍隊も配備されていましたが、、、敵わず敗退。これは、既に大宰府の軍事的衰退が進んでいたことを表しています。この乱により、大宰府政庁は焼き討ちされてしまいます。政庁はその後再建されますが、この焼き討ちによる打撃は大きかったと思われます。


次回、大宰府の終焉です。

                                      総務部文化推進課 日下部

2015年2月3日火曜日

ちょっと一息・太宰府市市民遺産会議

太宰府市民遺産をご存じですか?
案内によると、市民が「未来の太宰府に伝えたい」と思う太宰府固有の物語と関連する文化遺産と、物語を伝える活動(育成活動)とを合わせて、「市民遺産」と言う、とあります。
それに関連する会議として、第5回太宰府市「景観・市民遺産会議」が平成27年2月21日(土)に九州国立博物館ミュージアムホールで開催されるとのことです。観覧無料の会議でありますので、私も参加してみようと思います。
郷土を愛すること、郷土を知ることは大切なことです。私共太宰府メモリアルパークも頭に「太宰府」の冠を付けさせて頂いております。当園ご利用者様の中には遠方からお越しになる方もいらっしゃいます。多くの方に、太宰府の歴史と文化、素晴らしいところをご紹介して参りたいと思います。
                                    総務部文化推進課 日下部