2017年12月11日月曜日

太宰府まほろば衆「火雷天神」開催のお知らせ


この度、太宰府市文化協会で共に郷土の文化活動をさせて頂いております「太宰府まほろば衆」さんのイベントが決まりましたのでご報告いたします。
平成30年1月14日、太宰府のプラム・カルコア太宰府(中央公民館)・イベント名「火雷天神」です。
太宰府まほろば衆さんは、太宰府の伝統と文化を踊りを通して表現し伝えていくことをコンセプトに幅広く活動されております。これ、まさに圧巻!!!です。

今回の「火雷天神」では北野天神縁起絵巻を元にまほろば衆さんとと和太鼓・筑前琵琶等のコラボが実現致しました。この世界観を是非、太宰府で体験してみて下さい!!
私も観に参ります。

火雷天神 太宰府まほろば衆特別公演

日時:2018年1.14(日)
    ・第一公演 11:30 OPEN  12:30 START
    ・第二公演 16:00 OPEN  17:00 START
場所:プラム・カルコア太宰府
座席:全席自由
料金:前売 大人2,500円 小人1,500円(小学生以下)
主催:太宰府まほろば衆
共催:太宰府市教育委員会
後援:太宰府市、太宰府市観光協会、太宰府市商工会、太宰府市文化協会



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2017年10月20日金曜日

アサギマダラと藤袴

万葉集巻8.1538
「萩の花尾花葛花撫子の花 女郎花また藤袴朝顔の花」
秋の七草を詠んだ山上憶良の歌です。この中に詠まれている「藤袴」。実はある蝶が立ち寄ることで有名です。
蝶の名前は「アサギマダラ」。日本から台湾まで旅する蝶です。
この時期になると「藤袴」の花が咲き、期待が膨らみます。フェイスブックにて、10月18日頃から太宰府市を通過中との情報がありましたので待ち構えておりましたところ、、、、なんと10月20日、晴天に恵まれた園内に飛来致しました。
名前にもあるよう美しい薄青をしています。旅の途中なので、長い間は見ることができません。
毎年、10月に飛来しますよ。来年も来てね!!


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2017年10月13日金曜日

ちょっといまさらですが、、、、山笠

いつもこのブログを見て頂き有難うございます。<(_ _)>

さて、タイトルにありますが、福岡の重要なお祭り「山笠」に行ったにも拘わらず、ご紹介しておりませんでしたので、いまさらながらアップさせて頂きます。
山笠は、毎年7月1日から7月15日にかけて行われる博多のお祭りです。櫛田神社の神様に対して奉納される祇園祭で博多どんたくと共に、福岡を代表するお祭となっております

何と、今年は桟敷席を獲得致しました。深夜12:30に太宰府を出発し、お櫛田さんに1:30に到着。2:00から追い山開始まで桟敷席で待機となりました。
まさに勇壮。まさに祭り。また来年も行きたいと思う今日この頃です。





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古都の光


平成29年9月23日。大宰府政庁跡で行われていました「古都の光」に参りました。このイベントは水城跡や観世音寺など様々な場所で同時開催されています。
因みに、政庁跡は下記のように光の花が咲いておりました!!
「古都の光」と書かれた提灯を灯して、ぐるりと散策。途中、太宰府市商工会さんの露店で梅ケ枝餅を食し秋の夜なべを楽しく過ごすことが出来ました。

来年も行われるかと思います。是非、ご参加下さい!!






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2017年8月18日金曜日

平成29年度送り火供養祭

平成29年度「送り火供養祭」が開催されました。
11日に祝日が設けられた関係で、来園状況に変化が出てきているようです。今年度関しては、13日が最も渋滞しております。

さて、今年の送り火供養祭では、「花火の配布」や「お菓子の配布」、「浴衣企画」などに加え、平成29年4月にオープン致しました「新納骨堂・天空院」をムービングライトを使用した演出、メモリアルアーチや大宰府の丘展望台のライトアップも行っております。

ご家族がご先祖様と触れ合う機会として、また供養の心を養う機会としてこの15日がございます。来園された皆様の笑顔・会話から、この日の意味を噛みしめております。
送り火ロウソクには、、様々なメッセージが書き込まれておりました。

親から子へ。子が親となりまた子へ。引き継がれていく供養と家族の想い。素敵だと思います。
来年も是非お越し下さい。



 




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2017年6月11日日曜日

太宰府市民遺産第6号・時の記念日

平成29年6月10日(土)、大宰府政庁跡にて、太宰府市民遺産第6号に認定されておられます「太宰府における時の記念日の行事」が開催されました。
6月10日とは、「日本書紀」に天智10年(671年)旧暦4月25日(新暦6月10日)に「漏刻を新しき台に置く。はじめて候時を打つ。鐘鼓を動かす。はじめて漏刻を用いる」とあり、時の帝、天智天皇が
近江大津宮で初めて漏刻を造られたことを記念して定められたものです。
ここ太宰府では、6月10日6時10分。大宰府政庁跡に集合し、合唱や舞が披露されます。例年、育成団体の辰山会(ときやまかい)の皆様が、この地に根付く「時の記念日」の行事を守り続けておられます。
当日、政庁跡には、水城小学校の生徒さんや同じ太宰府市民遺産の育成団体の皆様が集っていました。
素晴らしき郷土の文化を、守り育んでおられる辰山会様、今年の時の記念日お疲れ様でした。
来年も参ります!!

日時:平成29年6月10日(土) 朝6:10集合
場所:大宰府政庁跡



 



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2017年5月15日月曜日

第6回バラ花見落語

平成29年5月12日(金)、13日(土)、恒例のバラ花見落語が開催されました。
今回の落語家さんは、柳家甚語楼師匠、柳家さん光さん。職員の手作り満載の落語会ではありますがいつも多くのお客様にお越し頂いております。
12日(金)は、あいにくの雨でしたが、13日(土)は快晴となり、園内散策をして頂いた方も多くおられました。
因みに、12日には咲いていなかったバラも、13日の陽気に誘われて一気に花開きました。

笑いを通じて健康増進。次回は音楽会もある年末寄席・音楽会です。是非。お越しください。

文化推進室での運営です

手作りのステージ

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2017年4月29日土曜日

歴史を感じる二首の歌碑誕生

メモリアルパークには、太宰府市民遺産第12号に認定された展望台があります。その内、大宰府の丘展望台では歴史を感じる取組を進めております。
現地には、太宰府を中心とした歴史年表看板があり、その並びには、悠久の歌碑が建立予定です。

今回は、足利尊氏公と黒田如水公の歌碑が誕生致しました。





「この頃は咲ける咲かざるおしなべて 梅が香ならぬ春風もなし」 足利尊氏




「松梅や末永かれと緑たつ 山より続く里はふく岡」 黒田如水

足利尊氏は、あまり知られてはおりませんが、ここ太宰府に所縁のある方です。後醍醐天皇と対立した尊氏は豊島河原の戦い(新田義貞)に敗北し、九州に下ります。そしてここ太宰府を拠点として軍勢を再構築し、湊川の戦いにより新田義貞・楠木正成の軍勢を破りました。
この歌は、尊氏が古今集にある歌をアレンジしたものではないかと伝えられています。

一方、黒田如水。こちらも太宰府と大変所縁の深い人物です。この歌は、如水が太宰府天満宮に奉納した連歌です。ここ太宰府で詠まれた福岡の発展を望む歌。まさにメモリアルパークにある悠久の丘(市民遺産第12号)もここ太宰府から福岡平野を望む眺望であります。市民遺産提案時にこの連歌をご紹介させて頂きました。
ここ太宰府になくてはならない、歌と言えます。
是非、ご覧ください。

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良寛の歌碑誕生

皆さん。こんにちは。
太宰府メモリアルパークに良寛和尚の歌碑が誕生致しました。
この歌は、良寛和尚辞世の句であります。

人それぞれのとらえ方がありますが、桜になぞらえて人の運命、生命の情景を捉えた歌であると思われます。


私は、残る桜(命)も、また散る運命にある桜(命)。全ては変わらない命ととらえています。

霊園であるからこそ、この歌が持つ「命」に意味があるのです。是非、ご覧ください。

場所:市民遺産「大宰府の丘展望台」横あずまや近くにいございます


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2017年3月12日日曜日

「紅葉上げ」と「梅上げ」行事

昨年、初老の身となり「梅上げ行事」に参加させて頂きました。「梅上げ」とは、初老を地域で祝う行事です。太宰府を練り歩き、各地でお接待(お酒や食べ物を家の前やお店の前に並べ、歩いてくる初老の方々へ振る舞うこと)を受けます。
まさに太宰府ならではの行事で、一生の内、この日に一番多くのお酒を飲んだ方も多いかもしれません。
梅上げメンバーは、太宰府天満宮でお祓いを受け、移動。プラムカルコアから再び太宰府天満宮に戻り、梅を奉じます。

一方紅葉上げとは、初老梅上げの翌年に行われる紅葉を奉納する行事です。宝満宮竈門神社に集まりお祓いを受け、天満宮参道で直会があります。直会後は、初老梅上げに合流し、共に初老を祝う、そうした行事です。
今年はこの「紅葉上げ」に参加致しました。初老梅上げから1年。早いものです。

初老おめでとうございます!!

辰巳会・会長紅葉植樹


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曲水の宴

3月5日。太宰府天満宮では、恒例となっております「曲水の宴」が開催されました。
当時の官人衣装に身を包んだ参宴者が、平安時代のようにせせらぎに座し、杯が流れてくるまでに和歌を詠みます。

梅の咲くこの季節。まさに風流な行事です。






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2017年2月9日木曜日

木鷽登場!!

太宰府メモリアルパークに「木鷽」さんがお越しになりました。
急に光明閣・管理事務所カウンターが「太宰府らしく」なっています(笑)。また、売店には間もなく木鷽ストラップといった木鷽関連商品が登場します。ここでも買える!!!太宰府の魅力。

太宰府の木鷽は「太宰府市民遺産第1号」です。
市民遺産第12号悠久の丘の大先輩です。可愛らしい木鷽見に来て下さいね。





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2017年1月8日日曜日

太宰府天満宮・鷽替え神事・鬼すべ

こんにちは。
平成29年スタート致しました。1月7日には太宰府天満宮にて「鷽替え神事」と「鬼すべ」が斎行されております。
昨年同様今年も参加させて頂きました。日本三大火祭「鬼すべ」では鬼係として奮闘しております。
平成29年も多くの地域行事に参加し、ご紹介して参りたいと思います。
尚、下記画像は平成28年のものです。今年は鬼係というお役目のため、写真が用意できませんでした。



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2017年1月5日木曜日

新年のご挨拶

新年あけましておめでとうございます。
平成29年がスタート致しました。
皆様にとって、本年が良い年となりますことをお祈り申し上げます。

文化推進室では、太宰府の魅力を多くの方に伝えていけるようブログの発信を行って参ります。


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