2016年12月31日土曜日

悠久の丘〜大晦日〜

平成28年大晦日。
今年は例年になく快晴でございます。平成28年3月に太宰府市民遺産第12号に認定されました、メモリアルパークからの眺望。初めての年越しとなります。

青い空。来年も多くの方の憩いの場所となるよう管理して参ります。





                                      文化推進室 日下部

2016年10月7日金曜日

万葉花壇にアサギマダラ!!

当園には、万葉花壇があります。そこには、藤袴(ヒヨドリバナ)が植えられています。
藤袴を植えた経緯、それはまさに「アサギマダラ」という蝶を呼ぶためでした。いつくるかなー、まだかなー、そんな職員の想いを感じてか、とうとうアサギマダラが来園してくれました!!
現在、飛来中です。是非、ご覧ください!!


                                     
                                        文化推進室 日下部

2016年10月1日土曜日

第34回太宰府市民政庁まつり

今年で34回目となる政庁祭りが行われました。残念ながら雨となりましたが、多くの来場者で賑わっております。
改めて、史跡「大宰府政庁跡」でこうしたお祭りが継続して行われていることの凄さを実感します。
当日は、商工会さん、九州国立博物館を愛する会さんなど、数々の皆さんが頑張って販売されておりました。

また、太宰府市文化財課さんが「太宰府市民遺産」に関するブースを出しており、今年の認定会議で認定されましたメモリアルパークからの眺望「太宰府悠久の丘」に関するポスターも政庁祭り初お披露目となっております。

地元に愛されるお祭り。これからも続けてほしいです。



                                       文化推進室 日下部

第35回おおの山城大文字まつり

平成28年度、第35回おおの山城大文字まつりが開催されました。
期間中、四王寺山に大の文字が浮かび上がり、9月24日、25日には大文字公園には多くの飲食ブースが立ち並びました。
太宰府市の政庁まつりも今年で第34回です。郷土の皆様に愛され続いていくお祭り。大切にしたいですね。

この「おおの山城大文字まつり」には太宰府メモリアルパークも協賛をさせていただいております。当日会場に参りましたことろ、協賛の木札に当法人の名前がございました。行政区は太宰府市ですが、旧筑紫郡、この筑紫地区のため、当法人も微力ながらご協力できればと考えております。

日時:平成28年9月24日(土)、25日(日)
場所:メイン会場・大野城市大文字公園

                                          文化推進室 日下部


2016年8月28日日曜日

平成28年度送り火供養祭

8月15日、送り火供養祭が行われました。当日の来園者は1万人にも及びます。
今年は、「新納骨堂・天空院」建設工事に伴い、販売ブースなどを移動しましたが、多くの方に利用頂く事き、軒並み完売となりました。

また、今年は新たな取り組みとして、光と映像のイベントを行っております。
光のイベントとは、シンボルタワー、メモリアルリング、大宰府の丘展望台「万葉歌碑」のライトアップ。映像のイベントは、250インチスクリーンにて、太宰府のPR映像を放映いたしました。
映像とライトアップは、市民遺産認定後の育成団体としての取り組みの一環でもりあります。ここ太宰府の魅力を多くの方に伝えることも、当法人の役目であると認識しております。

例年、来園の方が増えてきております。大変、混雑しご迷惑をお掛けしますが、「お盆供養」の重要性を広く伝えていけるよう今後も取り組んで参ります。




                                  文化推進室(実行委員会) 日下部

2016年8月9日火曜日

平成28年度「送り火供養祭」準備

暑い日々が続いております。メモリアルパークでは、「送り火供養祭」の準備が着々と進んでおります。歩道に並ぶ提灯を見ると、お盆だと実感する今日この頃です。
本日は、ウォーターロードに献灯台ができておりました。
多くの皆様がお越しになる行事ですので、しっかりと準備をして参りたいと思います。


 
                      文化推進室 日下部
 
 

2016年8月3日水曜日

新しい歌碑が誕生

8月になりましたね。暑い日々が続いております。お墓詣りにお越しの際はご注意下さい。
さて、霊園内では新たな文化事業が展開しております。第一段階として、万葉歌碑を建立いたしましたが 、第二段は、菅原道真公と安倍仲麻呂公の歌碑でございます。道真公は、太宰府に欠く事のできない人物であり、当方に新たに設置致しました「天拝山拝観所」(天拝山の見える展望台)も道真公所縁の場所です。
一方、安倍仲麻呂公は春日という固有名詞の入った歌を詠んでおります。この歌は百人一首に掲載されているもので、仲麻呂が唐に渡る際、その船の上で故郷に昇る月を思いだし詠んだ歌です。この歌に「春日」と「御笠の山」という名前が出てきます。これが奈良であるという説と、ここ福岡であるという説が両方あります。
私共霊園には、総鎮守として春日神社から勧請頂いた神様が祀られております。太宰府春日神社に因み、この歌を選び春日神社の星野宮司に揮毫をして頂いております。

新しい歌碑は、①光明閣前、②太宰府春日神社、③天拝山拝観所に設置されております。
どうぞ、ご覧ください。
東風吹かばの歌碑


                                       文化推進室 日下部

2016年7月29日金曜日

第1回太宰府能・朝顔能

平成28年7月31日(日)プラムカルコア太宰府にて能が開催されます。ここ太宰府で能を見る機会は少ないと思います。私共法人では、この「太宰府で能を感じる」企画に協賛をさせて頂いております。
能の文化に触れる良い機会になればと思っております。

第1回太宰府能・朝顔能
場所:プラムカルコア太宰府市民ホール
日時:平成28年7月31日(日)10:00〜12:15 (9:30開場)
料金:1人/3,000円 ペア/5,000円 ※全席自由


                    
                                      文化推進室 日下部

2016年7月8日金曜日

太宰府天満宮・七夕祭

7月7日は七夕でございました。
太宰府天満宮では、七夕祭と七夕の宴が開催され多くの人で賑わっておりました。境内には、七夕飾りがあり、浴衣姿の参拝者も多くお越しです。
夏の天満宮といえば7月25日の天神祭が有名ですが、この七夕祭も太宰府の夏の風物詩となっております。
当日は、山鹿灯篭踊りも奉納され神秘的なお祭りでありました。夜の天満宮も良いものですね。




 
 
                  文化推進室 日下部
 
 

2016年7月5日火曜日

市民遺産の看板が設置されました

皆様、こんにちは。文化推進室の日下部です。
このブログでもご紹介させて頂いております太宰府市民遺産第12号「悠久の丘」認定に伴い、環境整備を進めております。
この度、市民遺産眺望点である「大宰府の丘展望台」と「夫婦桜展望台」に市民遺産看板を設置致しました。また、「大宰府の丘展望台」には、歴史年表看板も設置完了です。
メモリアルパークからの眺望が市民遺産に認定されるか否かの認定会議において、「この場所は歴史や文化、悠久の時の流れを感じる場所」としてご提案申し上げました。この看板は、見る方々に、太宰府、そして眺望の中にある歴史を感じて頂く事を目的としております。
この市民遺産はまだ、生まれたてです。多くの皆様に足を運んで頂く事により成長する、そうした育てて頂く市民遺産だと感じております。

皆様にとって身近な存在になれるよう、今後も取り組んで参ります!!




                                      文化推進室 日下部


2016年6月18日土曜日

平成28年度バラ花見落語開催!!

5月20日(金)、5月21日(土)の2日間にて、バラ花見落語が開催されました。なんと、今回のバラ花見落語は、落語会が開催されてから初となるダブル真打での寄席となりました。すでに落語会の顔となっている「柳家甚語楼師匠」と共に今回初登場の「柳家燕弥師匠」の寄席、大変盛り上がりました。
例年、春と年末に行っているこの落語会ですが、お客様のご協力も頂戴し落語会らしくなって参りました。有難うございます。
「笑いを通じて健康・長寿を!!」という目的を持って行っているこの落語会。
今後も皆様の参加を心よりお待ち申し上げております。

満員御礼



職員で運営しております

2016年4月30日土曜日

RKBラジオ・スナッピー来園

4月30日(土)、RKBラジオ、スナッピーが太宰府市民遺産「悠久の丘」の取材にお越しになりました。対応は、文化推進室の日下部と坂本で行っております。
当日は最高の天候となりましたが、それをラジオでお伝えできないのが残念です。
生放送とは、緊張するものです。RKBラジオを聞いて頂いた方、有難うございます。

当日のトーク内容!!

メモリアルパークさん、最近、あるものに認定されたという事ですが?
3月13日日曜日に行われました第6回太宰府市景観・市民遺産会議においてここからの眺望が第12号の太宰府市民遺産に認定されました。
市民遺産とはなんですか?
市民の皆さんが「未来の太宰府に伝えたい」と思う太宰府固有の物語と、それに関連する文化遺産、そして物語を伝える活動を合わせて「太宰府市民遺産」と言います。
どこが評価されましたか?
園内には、2か所の展望台がございます。万葉歌碑が立ち並ぶ標高1501mの「大宰府の丘展望台」、そして標高180mの「夫婦桜展望台」です。この二つを総称し「太宰府悠久の丘」と言います。
ここ太宰府から福岡平野を一望できる場所として眺望の良さを評価頂きました。是非、お越しください。


大宰府の丘展望台より



                                        文化推進室 日下部

市民遺産見学会が行われました!!

4月28日(木)、太宰府市民遺産に認定された『メモリアルパークからの眺望・太宰府悠久の丘』を視察に団体様がお越しになりました。
当日は、まさかの雨となり、眺望は台無し。気温も低かった為、コンディションの悪い中での見学会となりました。
本当であれば、素晴らしい眺望をご覧頂きたかったのですが、、、こればかりは天候には勝てません。
当日は、市民遺産に認定頂いた際に行ったプレゼンを再度、皆様の前でさせて頂き、何故ここが市民遺産なのかついてのお話をさせて頂きました。

お陰様で市民遺産認定後、多くの方々にお越し頂いております。園内にあります「大宰府の丘展望台」、そして「夫婦展望台」の2か所からの眺望が「太宰府市民遺産」に認定された眺望点となります。お近くにお越しの際は、是非お立ち寄り下さい。




                                       文化推進室 日下部



2016年4月10日日曜日

万葉歌碑の案内MAPが完成

メモリアルパークに万葉歌碑が建立されたのが、昨年平成27年7月25日。
大伴旅人の凶問報歌、そして山上憶良の日本挽歌。万葉集巻5にある旅人の歌から続く日本挽歌が一同に見て頂ける場所となってから、多くのご見学を頂いております。
なんと遠くは、奈良、大坂などからお越し頂いた方もいらっしゃいます。本当に有難うございます。
これまでは、お越し頂いた皆様にお渡しするリーフレットは、エクセルで作成した簡単なものしかございませんでした。
そこで、もっと万葉集、そして霊園にある歌碑の事を知って頂く為に「万葉歌碑めぐり」を制作致しました!!
メモリアルパークにお越しの際は、是非このリーフレットをご覧頂きながら、歌碑をご見学下さい。

皆様お越しをお待ち申し上げております。








                                       文化推進室 日下部



2016年4月7日木曜日

厄除け祈願

男性は、数え年の25歳、42歳、61歳、女性は、19歳、37歳、61歳が大厄と言われています。そしてその前後が前厄・後厄です。
このブログを上げさせて頂いております職員も、今年数えの41歳。前厄です。太宰府天満宮にて厄除け祈願をさせて頂きました。

その際に、渡されたものが瓢箪。この瓢箪、厄晴れ瓢箪と呼ぶようです。
お願いごとを書いた用紙を、この瓢箪に入れて自宅に保管することで厄災が降りかからないとか。

この瓢箪をお焚き上げする神事が、「厄晴れ瓢箪焼納祭」として4月1日(日)に行われましたので参加致しました。

まだまだ知らない神事、沢山ありそうです。引き続きご紹介して参ります。





                                         文化推進室 日下部


2016年3月23日水曜日

太宰府天満宮・曲水の宴

3月の第1日曜日には、太宰府天満宮にて「曲水の宴」が行われます。これは、平安時代の宮中行事を再現した禊祓の神事です。
雅な衣装を身にまとい、煌びやかな行事です。川の袖に座し、上流より流れてくる酒盃が自分の前を過ぎる前に和歌を作りお酒を頂くというものです。
今年は3月6日に行われました。あいにくの雨模様でしたが、神事が始まると一転して好天となるなど、まさに神事。また特別観覧席1100席が一杯になるほどの人気でした。年に一回の神事です。次回は是非、皆様もご覧ください!!

場所:太宰府天満宮






                                    文化推進室 日下部





2016年3月18日金曜日

太宰府市景観・市民遺産に認定

平成28年3月13日(日)に行われました、第6回太宰府市景観市民遺産会議においてメモリアルパークからの眺望が市民遺産の認定を受けました。市民遺産第12号となります。
この市民遺産は、初の眺望による認定となり園内にある二つの展望台「大宰府の丘展望台」と「夫婦桜展望台」を総称し 「太宰府悠久の丘」 という名前で登録をさせて頂いております。
そこからの眺望は、そこだけにあるもの。同じものは二つとして存在しません。
眺望は、人々を魅了する力があります。眺望に魅力を感じ、また新たな発見をします。そしてそこから感じる思い出や郷土の歴史、今目の前にあり変化するものに対し、人々の暮らしや四季の変化を見ます。

私たちは、この素晴らしい眺望点(展望台)をこれからも育成し、多くの方々にお越し頂きたいと考えております。










                                      文化推進室 日下部

2016年2月20日土曜日

2016年・梅花の宴

恒例となりつつあります。大宰府万葉会主催の「梅花の宴」。
今年は、2月13日(土)に行われました。当時の官人衣装が皆様お似合いです。古の都・大宰府が目に浮かぶようです。
今回は、当法人から助っ人詠み手を2名参加させました。昨年は一人でしたが、今回は3人です。頼もしい限りです(笑)。
女性の衣装は、さすがに華やかですね。
坂本も白仁田もなかなかどうして、上手に万葉集を詠んでおりました。


平成28年版ステージ


職員・白仁田の歌詠み
職員・坂本の歌詠み

職員・日下部の挨拶??


集合写真。    

 

                                     文化推進室 日下部



2016年2月3日水曜日

節分厄除祈願大祭

2月3日(水)太宰府天満宮節分厄除祈願大祭に行ってきました。
節分は鬼を払って福を招き入れる行事です。
当日は多くの方がお越しになっていました。紅白幕のステージから豆がまかれます。中には当たりがあるとか・・・。空を舞う豆と格闘し、7つほど頂戴いたしました。どこが取り易いなど、場所も重要みたいですよ。これも太宰府天満宮さんで例年行われていますので、是非皆様も参加しては如何でしょうか?


豆まきがはじまります!!!!



紅白幕の上から豆がまかれます



7つほど豆の袋を頂きました



                                        文化推進室 日下部












2016年2月2日火曜日

全国梅サミットの開催及び梅花の宴

「「梅」を共通の資源とする加盟市町相互の情報交換や人的交流を行うことにより、梅を生かした観光文化の振興と梅関連産業の発展を図り、もって地域振興に寄与することを目的として平成9年に結成されたもので、太宰府市は平成20年度に加盟し、平成27年4月現在で全国の13市町が加盟しています。(太宰府市HP参照)
今年の主幹行政区はこの「太宰府」です。全国13市町の首長がお越しになられます。太宰府と言えば、「梅」のイメージを持つ方が多いでしょう。太宰府市のマークも、太宰府天満宮さんのマークも梅ですね。


太宰府の梅
朗唱の様子
官人衣装でパレード中
参道をパレード



今年の「全国梅サミット」は2月12日(金)、13日(土)に行われます。
12日 「梅を生かした観光や産業振興における課題と対策」について意見交換
13日「全国梅酒まつりin太宰府2016」参加、太宰府天満宮の梅の植樹
   「大宰府万葉会」による「梅花の宴」の視察
上記の内容で進んでいるようです。「梅花の宴」に関しては昨年も本ブログで取り上げされて頂きました。大宰帥・大伴旅人邸で行われた梅を愛でる会、「梅花の宴」。その中で詠まれた歌を当時の官人衣装を身にまとい朗唱するというものです。
今回、メモリアルパークからは3人が朗唱に参加致します。日本最古の和歌集「万葉集」に詠まれた素晴らしい歌の数々を是非、聞いて頂ければと思います。
場所は、太宰府館(参道にある施設)。情緒ある朗唱会で、朗唱後、太宰府天満宮までのパレードもありますよ。
多くの方々のご参加を楽しみにしています。

                                     文化推進室 日下部

2016年1月27日水曜日

第6回太宰府市景観・市民遺産会議が開催されます!!

平成28年3月13日(日)。太宰府市景観・市民遺産会議が九州国立博物館で開催されます。昨年もご紹介を致しましたが、百年後も誇りに思える美しいまち・太宰府を目指す、協働のまちづくり会議がこれです。市民が、「未来の太宰府に伝えたい」と思う太宰府固有の物語と関連する文化遺産と物語を伝える活動を合わせて「市民遺産」と言います。
これまでに11の市民遺産が認定されました。みなさん、ご存知ですか??太宰府は歴史と文化の街です。そこには素晴らしい「市民遺産」が多数ございます。行政だけでなく、民間レベルで郷土の文化を守り育んでおられる方々が沢山いらっしゃいます。刈萱物語、それも太宰府の市民遺産です。
知っているようで知らないこと、沢山ありますね。歴史ある街だからこそ多くの物語が存在していますから、それを伝えることもまた重要な役割と言えるわけです。
今回の市民遺産会議には、当法人も育成団体として、そして景観をテーマとした新たな「市民遺産」を提案するべく参加致します。
「市民遺産」にはまだ眺望点(景観)はございません。景観・市民遺産会議として太宰府にある様々な素晴らしい景観も市民遺産として認定して頂きたい。そして、その一つとして、メモリアルパークからの眺望をご提案する予定です。
認定されるか否かは市民さんの判断となりますので神のみぞ知るです。今回の提案に関しては、準備に1年半もの月日を経てのチャレンジになります!!!!
1350年にも及ぶ、ここ太宰府の素晴らしさを今後も伝えていけるようブログを活用して参ります!!
2015年の市民遺産会議

認定協議中(2015年の様子)
 
                               文化推進室 日下部
 
 
 
 

九州国立博物館をみんなの力で盛り立てよう!!

九州国立博物館がここ太宰府に誕生して10年となります。多くの方々の努力により誘致された国立博物館は、また多くの方々によって支えられています。中でも九州国立博物館を愛する会さんや太宰府市観光協会さんは、様々な活動を通じて九国を支えておられます。
「多くの人に愛される。そしてそれはこの地で成長する」
そんな博物館を応援して参りたいと思います。
皆様も一緒に九国を支えて参りましょう!!!!


1月20日冬の九州国立博物館

                                         文化推進室 日下部

2016年1月11日月曜日

鷽替え・鬼すべ神事

【鷽替え】
1月7日18時より天神ひろばにて鷽替えが行われました。「替えましょ♪替えましょ♪」の号令の中、手に持った木鷽を交換するというものです。
中には、大変よいものがあるとか・・・。この神事は、知らず知らずの内についたすべての「うそ」を天神様の誠心に替え、これまでの悪いことを「嘘」にして今年の吉に取り替えるという意味があるそうです。
今回は開始時間に間に合わず見学となりましたが、次回は参加したいと思います。

替えましょ♪ 替えましょ♪

【鬼すべ神事】
1月7日鬼すべ神事がございました。今回、「燻手(すべて)」として参加致しました!!!
鬼を退治する「燻手」と、鬼を守る「鬼警固」、そして「鬼係」に分かれて炎の攻防戦が行われます。このお祭りは、その年の災難削除や開運招福を願い行われる火祭りです。
21時から鬼すべ堂前に積まれた藁や松に火が灯されます。続いて燻手が大きな団扇で、その煙をお堂の中に送り込み鬼を追い出そうとします。
次に「鬼警固」がお堂の壁を打ち破り、煙を外に出して鬼を守ります。壁が打ち破られると鬼は堂内を7回半、堂外を3回半まわります。「鬼係」は高温と煙に燻されるという過酷なものです。最後に神職と氏子会長が鬼を退治し、このお祭りは幕を閉じます。
燃え残った板壁は火除けのお守りになることから、鬼役の方々や、観覧のみなさんもこの板壁を持ち帰っていました。因みに、私も板壁の欠片を手に入れることができましたので自宅の玄関先にお祀りしています。
太宰府には多くのお祭りが行われています。昨年も多くのお祭りや文化団体さんの活動に参加致しました。今年は、どれだけ出れるかな・・・。できる限りコンプリートできるよう出向いて参ります。そしてその太宰府の素晴らしさを1人でも多くの方々にお届けできるようお知らせしていきたいと思います。



すごい熱気です!!!

一生懸命、扇いでいます!!



                                       文化推進室 日下部