大宰府は律令制にもとづいてつくられており、長官である帥を頂点として大弐、大監、大典とった役職があり(抜粋しています。役職はもっとあります)、その役職に応じて服の色が決められていました。一目でどの位階の方かが分かる仕組みです。
一番高い位は、紫、次いで赤、緑、青といった具合です。細かく言えばそれぞれの色に濃い、薄いがあり、同系の色でも濃い色の服を着ているものが官職が高いとなります。
下記の「梅花の宴」の画像を見てみると、様々な官職の役人がいますね。
因みに私は、深緑を着させて頂きました。役職は大監、少監といったところでしょうか。
次回、再び、この万葉衣装を着る予定がございます。次回は、、、、赤です。官職が上がりました。
いつか、紫を着れるように歴史と万葉集を学びたいと思います。
色鮮やかな装束 |
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