万葉集巻8.1538
「萩の花尾花葛花撫子の花 女郎花また藤袴朝顔の花」
秋の七草を詠んだ山上憶良の歌です。この中に詠まれている「藤袴」。実はある蝶が立ち寄ることで有名です。
蝶の名前は「アサギマダラ」。日本から台湾まで旅する蝶です。
この時期になると「藤袴」の花が咲き、期待が膨らみます。フェイスブックにて、10月18日頃から太宰府市を通過中との情報がありましたので待ち構えておりましたところ、、、、なんと10月20日、晴天に恵まれた園内に飛来致しました。
名前にもあるよう美しい薄青をしています。旅の途中なので、長い間は見ることができません。
毎年、10月に飛来しますよ。来年も来てね!!
文化推進室 日下部